腕時計は既製品のものだけでなく、オーダーメイドで注文できるブランドもあります。
好きなように部品をカスタマイズできるので、世界に一つだけでの腕時計を作れるのが魅力です。
では、オーダーメイドの腕時計を作れるブランドを6つ紹介していきます。
Knot(ノット)
Knotは比較的リーズナブルな価格で、オーダーメイドの腕時計を注文できるブランドです。
1万円台でも注文できるモデルもあります。
MADE IN JAPANへのこだわり
腕時計にはさまざまなパーツが使われていますが、オーダーメイドの腕時計は、好きなパーツを組み合わせて注文できます。
パーツによって産地や製造会社はさまざまですが、KnotはMADE IN JAPANにこだわりを持っているのが大きな特徴です。
時計の本体部分はもちろんのこと、ベルト部分のパーツや接合部分に使われている細かなパーツなどもほとんど国内企業で製造しています。
また、ただ国産のパーツを使うというだけでなく品質にもこだわっているのが特徴です。
例えば、革製のバンドなら栃木レザーを使用しています。
ほとんどのパーツが、歴史と伝統のある企業で製造されており、実際に製造に携わっているのも一流の職人ばかりです。
日本の技術の集大成が高品質なオーダーメイド腕時計を作り上げます。
ハイクオリティなのにお手頃価格
クオリティの高い腕時計は、値段が高そうなイメージを抱いている人も多いでしょう。
オーダーメイドともなれば、一般的なブランド腕時計よりも高価なものだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、Knotのオーダーメイド腕時計に関しては、それほど高くはありません。
確かに高価な腕時計やパーツもありますが、Knotの大半の腕時計は3万円から4万円程度の値段で注文できます。
中には1万円台で注文できるものもあるくらいです。
ハイクオリティで、好きなパーツを組み合わせた腕時計をお手頃な価格で作れます。
どのようにカスタマイズできるのか
Knotで腕時計をカスタマイズするときには、まず時計本体の部分とストラップの部分を選びます。
値段はパーツごとに別々になっているので分かりやすいです。
こだわりが強い部分に関しては、高価で良いパーツを使うこともできます。
ストラップは革製のバンドからメタルバンドまで素材の種類が豊富です。
デザインもさまざまなものがあります。
組み合わせを一応決めてみたら、画面上確認できるので便利です。
しっくり来る組み合わせが見つかるまでいろいろと試せます。
ギャラリーショップもあり
Knotは、首都圏の地域や大阪近辺の地域を中心に、ギャラリーショップも展開しています。
ネット上でパーツの組み合わせを選んで注文するだけでなく、ギャラリーショップに足を運んで実物を見ることも可能です。
画像で見たときと実物を見たときに印象がやや異なることもあるでしょう。
実物を見てカスタマイズできるKnotならそのようなこともありません。
店舗によってはフルカスタムオーダーにも対応しています。
時計本体とストラップだけでなく、ケースや文字盤、リューズ、針なども好みの組み合わせが可能です。
革製バンドの穴あけ加工なども行っているので、自分の腕にピッタリとフィットする腕時計を着く荒れます。
また、腕時計は適切にメンテナンスをすることで長く使えますが、ギャラリーショップでは超音波洗浄などのサービスを利用可能です。
Renautus(ルノータス)
Renautusは2016年に設立された新しい腕時計ブランドです。
ラテン語で再生を意味する言葉で、長く使える腕時計を作りたいという願いを込めて名付けられました。
高品質な腕時計なら、耐久性も強く、パーツごとカスタムができれば陳腐化することもありません。
本当に長く使えます。
では、Renautusの特徴について見ていきましょう。
フルカスタムオーダーで自分だけのオリジナルの腕時計を作れる
オーダーメイドの腕時計と一言で言っても、どこまでオーダーメイドできるんかブランドによって異なります。
腕時計に使われているパーツの一部だけをカスタマイズできるサービスも多いです。
例えば、時計本体とベルト部分の組み合わせを指定できるだけのサービスもあります。
そのような中で、Renautusは、フルカスタムオーダーなのが大きな特徴です。
ベルトや文字盤はもちろんのこと、針も時針から分針、秒針まで全て好きなようにカスタマイズできます。
機械式時計やクォーツ式時計などのムーブメントも自由に選べるので、自分の好みにピッタリの腕時計が作れるのです。
パーツの組み合わせは細かなものも含めると、20万通り以上にもなります。
そのため、結婚記念日や誕生日などのプレゼントに最適です。
誕生石を埋め込めるサービス
Renautusの大きな特徴は、腕時計の中に誕生石を埋め込むことができるサービスです。
大切な相手にプレゼントをするときに利用する人が多く、一生の思い出になるでしょう。
直径3ミリほどの大きさで、リューズの部分に埋め込まれます。
料金は誕生石の種類によって異なりますが、3,000円から4,000円程度です。
ダイヤモンドだけは8,500円とやや他の誕生石よりも高めになっています。
また、天然石の代わりに同じカラーのスワロフスキーを埋め込むことも可能です。
スワロフスキーの方が、天然石よりも綺麗に見えることもあります。
誕生石やスワロフスキーと合わせて、刻印サービスも利用してみるといいでしょう。
腕時計本体の裏側に「Happy Birthday」などのメッセージや、プレゼント相手の名前などを入れられます。
注文から発送までの対応が迅速
Renautusでオリジナルの腕時計を注文する際には、選択したパーツを画面上に表示して、視覚的にパーツを選べるのが特徴です。
どのパーツとどこパーツを組み合わせれば、どんな具合になるのかシミュレーションしながらカスタマイズできます。
いったん選択した別のパーツに替えるときなども、替える前と後を簡単に見比べられるので便利です。
納得の行く組み合わせが完成したら、注文手続きを行うと、腕時計の製作が開始されます。
かなり迅速に行われるので、注文後出荷されるまでの日数は、わずか3営業日程度です。
市販の腕時計を通常の通販サイトで購入するのとそう大きく変わりません。
デザインの変更も可能
パーツの組み合わせを十分にシミュレーションした上で注文しても、実物を見てみて、やはりイメージと違うということがあるでしょう。
その場合には、購入後2週間以内なら、パーツを一つだけ無料で変更できるサービスも実施しています。
また、2週間を過ぎてしまった場合や、2箇所以上変更したい場合には有償で変更可能です。
長く使っていて、デザインに飽きてしまった場合に、有償で別の文字盤やベルトに交換するというような利用方法もできます。
UNDONE(アンダーン)
UNDONEは腕時計のオーダーメイドブランドの中でも、カスタマイズ性の高さを売りにしているブランドです。
4億通り以上のオリジナル腕時計が作れます。
では、UNDONEについて詳しく見ていきましょう。
香港発の腕時計ブランド
UNDONEは2014年に香港で設立されました。
UNDONEには、未完成という意味の言葉で、「完成させるのはあなた自身」という、オーダーメイド腕時計ブランドならではの思いが込められています。
そんなUNDONEが日本に上陸したのは2017年のことです。
ネットショップで注文を受け付けていますが、首都圏や全国の主要都市を中心に実店舗も展開しています。
ネットでの注文の他に、実店舗が近くにある人は、実店舗で実物の腕時計やパーツを見ながらカスタマイズすることも可能です。
4種類のベースデザインからカスタマイズ
オーダーメイドの腕時計を始めて注文する人は、ベースデザインをカスタマイズする方法がおすすめです。
オーソドックスなデザインの腕時計から、パーツを替えたい部分だけ変更することで、オリジナルのデザインに仕上がります。
自分の好みに近いデザインのベースデザインを選べば、初めての人でもカスタマイズしいやすいでしょう。
UNDONEでは4種類のベースデザインが用意されています。
どれも一般に市販されていそうなデザインの腕時計です。
文字盤とケース、ベセル、ストラップの部分をもともとのパーツから別のパーツに交換できます。
画面上で、交換後の外観が表示されるので、イメージ通りデザインかどうか確認可能です。
パーツを1箇所替えただけでも、全体の印象が変わることもあります。
また、ケースの裏側もカスタマイズ可能です。
ステンレスバックの他に、スケルトンタイプも選べます。
ステンレスバックの場合には文字を入れられるようになっています。
イニシャルや名前などを入れる人が多いです。
プレゼントの場合には、メッセージを入れるのもいいでしょう。
文字のサイズやフォントなども選べます。
スケルトンタイプの場合には、オリジナルの画像をプリントすることも可能です。
写真やロゴマークなども入れられます。
腕時計そのもののクオリティも高い
UNDONEのオーダーメイド腕時計は、カスタマイズ性の高いデザインだけでなく、腕時計そのものの品質も高いです。
4つのベースデザインは、どれも生活防水に対応しています。
AQUA SPECに関しては、ケース裏側がステンレスバックなら200メートル防水、スケルトンタイプでも100メートル防水です。
AQUA SPECとAQUA SPECはムーブメントも本格的で、自動巻機械式のものを使用しています。
注文するときの流れ
注文するときには、まずベースモデルを選んでから、画面上でカスタマイズしましょう。
ベースモデルはデザインだけでなく、時計そのもののスペックも異なります。
ムーブメントも機械式かクォーツ式か確認した上で選びましょう。
それから、パーツのカスタマイズを決めて、ケース裏面に刻印する文字やプリントする画像などをアップロードします。
画像を見て、しっくり来るデザインだということを確認して注文手続きを済ませると、10営業日程度で腕時計が発送されるという流れです。
カスタマイズ性が高いため、他のオーダーメイドブランドと比べて日数を要します。
Nordgreen (ノードグリーン)
Nordgreenも腕時計をオーダーメイドできるブランドの一つです。
3,000通りくらいのデザインを作れます。
では、Nordgreenについて見ていきましょう。
Nordgreenはどんなブランドか
Nordgreenはデンマーク発祥の比較的新しい腕時計ブランドです。
ヨーロッパのブランドは高そうなイメージを抱く人が多いですが、設立されて間もないということもあり、それほど値段は高くはありません。
リーズナブルな価格で、クオリティの高い腕時計を提供しているブランドです。
社会的責任や社会貢献に力を入れており、購入代金の一部がインドの子供や中央アフリカ、南米の熱帯雨林保護などに役立てられます。
また、Nordgreenは日本国内には実店舗を設けていないため、ネットでの注文のみに対応しています。
オリジナルセットという形でオーダーメイドできる
Nordgreenのオーダーメイド腕時計は、オリジナルセットという形で販売されています。
最初に文字盤を選択してから、サイズとケースカラー、ダイヤルカラーをカスタマイズします。
文字盤の種類はPhilosopherとNative、Infinity、Pioneerの4種類です。
どれも円形でシンプルな形状をしています。
サイズとケースカラーは4種類、ダイヤルカラーは3種類とバリエーションはそう多くはありません。
また、ストラップはメインストラップの他にセットストラップを2本選べます。
そのときの気分や服装などに応じて付け替えられるのが魅力です。
既製品の腕時計も多く扱っている
Nordgreenでは既製品の腕時計も多く扱っており、プレゼントなどで購入する人が多いです。
シンプルで洗練されたデザインが多いため、30代以降の年代の人によく似合います。
値段も2万円台のものが中心で、一般的なブランド腕時計と比べるとリーズナブルです。
また、既製品でもダイヤルカラーやストラップを選べるものも多く、色などはある程度好みに合わせられます。
ストラップはメタルメッシュも選択可能です。
monologue(モノローグ)
monologueは腕時計と眼鏡を製造販売しているブランドで、腕時計に関してはオーダーメイドでの注文に対応しています。
創業は1967年で、こちらで紹介している腕時計ブランドの中では歴史が長いです。
では、monologueのオーダーメイド腕時計について、詳しく見ていきましょう。
全て日本国内で製造
Monologueの腕時計は、一つ一つのパーツの製造から組み立てまで全て日本国内で行っているのが特徴です。
熟練した職人が一つ一つ丁寧に作り上げます。
品質管理やチェック体制もかなりしっかりしており、少しの不良品も見逃しません。
また、monologueというブランド名も、一人仕事をする日本の職人をイメージして名付けられたものです。
製造だけでなく、時計のデザインも日本国内で行われています。
時計のデザインは、衣服のデザインとの組み合わせで、見栄えがよく見えるかどうかが決まるでしょう。
そのため、ファッションの流行が移り変われば、時計のデザインの流行もそれに伴って移り変わります。
monologueでは、国内のファッションの流行を汲みながら、デザインを作っているので、いつの時代も普遍的な美しさを実現しているのです。
フルカスタマイズに対応している
monologueではフルカスタマイズの腕時計を作れるのが大きな魅力です。
既製品のパーツを少し変更するだけでなく、パーツを一つ一つ自分で選択して組み合わせることができます。
選べるパーツは文字盤とケース、ベルト、針の4パーツです。
ケースは同じデザインのもので、大きさが3種類用意されています。
そのため、ペアウォッチが欲しい場合にも便利です。
針は短針と長針、秒針の3本がセットで一つのパーツという扱いです。
ケースの大きさに合わせたデザインのものが用意されています。
ベルトは革製バンドもメタルバンドも種類豊富に用意されています。
形状のデザインが同じで色だけ異なるものもあるため、じっくりと吟味して選ぶといいでしょう。
公式サイトのカスタマイズの画面では、選択したパーツを組み合わせた時計の画像が表示されるようになっています。
しっくりこないと思ったら、パーツを選択し直すと、すぐに画像に繁栄される仕組みです。
また、値段はパーツごとに決まっていて、選んだパーツの合計金額がその腕時計の値段になります。
フルカスタマイズで注文した腕時計が発送されるまでの日数の目安は約1ヶ月です。
職人が一つずつ作り上げるため、時間がかかります。
ベーシックモデルもあり
monologueではフルカスタムモデルの他に、ベーシックモデルも用意しています。
ベーシックモデルでは、ケースと文字盤、針は最初からセットになっているものです。
ベルトとの組み合わせだけカスタマイズできます。
無難な組み合わせで、少しだけオリジナリティを出したい人や、ベルト部分にこだわりたい人におすすめです。
公式サイトの他に、全国の実店舗で注文することもできます。
実店舗の場合には、以前に購入した腕時計のパーツを取り替えるアフターカスタマイズも可能です。
CHRISTIAN PAUL(クリスチャンポール)
CHRISTIAN PAULはオーストラリアの腕時計ブランドです。
ブレイクアウェイという名称で、オーダーメイド腕時計のサービスを提供しています。
では、CHRISTIAN PAULの腕時計について詳しく見ていきましょう。
国内に実店舗を多く展開している
CHRISTIAN PAULは、腕時計オーダーメイドサービスを実施しているブランドの中でも、国内に実店舗が多いのが特徴です。
首都圏はもちろんのこと、地方にもたくさんの実店舗を展開しています。
そのため、実物を見て腕時計を購入したい人や、カスタマイズをする際に、スタッフに質問や相談をしながら決めたいという人にとって便利です。
アフターサービスなども気軽に受けられます。
画像を見てカスタマイズする
CHRISTIAN PAULのオーダーメイド腕時計は、ヘッドサイズが35ミリのものと43ミリのもののどちらかを選びます。
そのためペアウォッチをオーダーメイドで作りたい人におすすめです。
カスタマイズする際には、ヘッドの他にベルトとバックルを選択して組み合わせます。
バックルを革ベルトと別に選べるのがCHRISTIAN PAULの大きな特徴です。
ステッチ入りの革ベルトやスエードの革ベルトなどもあります。
メタルバンドはオーソドックスなシルバーやゴールドの他にローズゴールドやブラックも用意されています。
メタルメッシュも選択可能です。
選択したパーツは画像で表示され、正面と背面の2方向から見られます。
そのため、ベルトやバックルなどの細かな部分も確認可能です。
値段はパーツごとに決められていますが、選択中のパーツの合計金額が右下に表示されます。
注文したオーダーメイド腕時計は3営業日程度で発送され、対応が早いです。
スーツに合う文字盤から独創的なデザインの文字盤まで
CHRISTIAN PAULの腕時計はどちらかと言えば、ファッション性の高いカジュアルなデザインのものが多いです。
フラワーや鳥などをあしらったデザインの文字盤などもあります。
プライベートではめていれば、個性をアピールできるでしょう。
ケースと文字盤が同じカラーになっているキャピタルのデザインの文字盤も、ファッション性が高くておしゃれです。
大理石をイメージした模様を施しているマーブルや、貝の模様を施しているシェルの文字盤もあります。
ビジネスのシーンで使うのであれば、サイレイかロウの文字盤を選ぶといいでしょう。
シンプルで洗練されたデザインなので、スーツによく合います。
まとめ
オーダーメイドの腕時計を注文できるブランドを紹介しました。
比較的新しい腕時計ブランドが多いです。
オリジナルの腕時計が欲しい人は、ぜひオーダーメイドのサービスを利用してみてください。
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